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Organization IP Location Matchingについて

Organization IP Location Matching とは、Geolocation Technologyが収集しているWi-Fiアクセスポイントなどの情報に含まれる緯度経度情報と、組織の所在地から求めた緯度経度情報を組み合わせて、新たに組織で利用する「IPアドレスを特定する技術」です。

Wi-Fiアクセスポイントなどの情報に含まれる位置情報から割り当て組織を特定する

Wi-Fiアクセスポイントなどの情報には、GPSからの「緯度経度情報」を持つものがあります。その緯度経度情報と、元々保有している組織情報から求めた緯度経度情報の2つを紐づけることで、位置情報から組織に割り当てられたIPアドレスを特定することができます。

上記2つの緯度経度情報が「一致する」と見なす条件は、緯度経度情報が小数点以下4桁の値(約10m四方)で一致した場合のみとしています。また、SSID情報や回線種別情報なども活用し、誤った組織属性が紐づかないようにするなど、蓄積されたIPアドレス分析技術を駆使して、有効な情報を抽出しています。

この技術により、これまで「Whois情報」や「逆引きドメイン」では割り当て組織を特定できなかったIPアドレスに対して、新たに組織属性をつけることが可能になりました。

また、当社で動的IPアドレスの保持期間を利用回線ごとに分析した結果、固定回線の約7割超が、15日間経過しても同じIPアドレスを割り当てられていることが判明いたしました。
■動的IPアドレスの保持期間調査
https://livra.geolocation.co.jp/iplearning/872/

その分析結果を元に、本技術によって属性を特定したIPアドレスは最長15日間属性情報を維持する仕組みを適用しております。
※違う場所、違う組織での利用が確認された場合は、15日未満でも最新の情報へ更新いたします。

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