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Googleのジオターゲティング広告とは?設定方法や活用方法を解説

目次

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ジオターゲティング広告とは、GPSやIPアドレスなどから取得した位置情報を基に、ターゲットとなるユーザーへ広告を発信するマーケティング手法を指します。

配信エリアを指定したジオターゲティング広告はさまざまな広告配信サービスに対応していますが、Google広告でも実施が可能です。

本記事では、Google広告でジオターゲティング広告を行う方法やメリット、注意点などについて解説します。活用例もまとめているので、合わせてご覧ください。

関連記事:ジオターゲティングとは?仕組みやメリットを解説

■この記事でわかること

  • Googleのジオターゲティング広告の概要
  • Googleのジオターゲティング広告のメリット
  • Googleのジオターゲティング広告の活用例と注意点

 

Googleのジオターゲティング広告機能とは?

Googleのジオターゲティング広告では、ユーザーがGoogleマップで検索した場所や行動、居住する地域、スマートフォンの利用状況などの情報をもとに取得した位置情報を解析し、対象となるユーザーに広告を表示します。

また、ターゲティングにGoogleのビッグデータを活用できるほか、Google広告の機能も併せて活用できるため、目的に応じてカスタマイズし、より効果的な広告施策を実施することが可能です。

地域を指定することで無駄な配信費用が抑えられるほか、好きな金額で出稿できるため、低予算で広告施策が行えるのが特徴です。

Googleのジオターゲティング広告を活用するメリット

Googleのジオターゲティング広告を利用する主なメリットは以下の3点です。

  • 特定地域への広告配信ができる
  • Google広告の既存機能と併用できる
  • ローカル検索との相性がいい

それぞれ見ていきましょう。

特定地域への広告配信ができる

Google広告の設定では「地域」が選択できます。

都道府県や市区町村単位、地名や住所、または座標などを入力することで、「その地点から半径〇km」といったように、設定した範囲に広告を配信します

また、Googleマイビジネスと連携させれば、「対象の店舗を中心に半径〇km圏内にいるユーザーに向けて広告を配信する」といったことも可能です。

ユーザーの検索履歴を含めた大量のデータをもとに位置情報を取得しているため、位置情報の許可を出していないユーザーもターゲティングの対象になります。

そのため、位置情報取得のためユーザーの同意が不要なのもメリットです。

Google広告の既存機能と併用できる

Googleのジオターゲティング広告では、クリック課金(PPC)やインプレッション課金(CPM)の設定といった、Google広告の既存機能と併用できます。
このほか、ユーザーが検索したキーワードに応じて、表示する広告文を差し替えられる「広告カスタマイザ」機能や、店舗の住所を表示するオプション機能などの活用も可能です。

Google広告には、上記のようにさまざまな機能があるため、組み合わせ次第で広告配信の戦略の幅が広がるでしょう。

また、多くのジオターゲティング広告では、最低出稿金額が設定されていますが、Google広告ではその制限がありません。

ローカル検索との相性がいい

「ローカル検索」とは、ユーザーが特定の場所を含めたキーワードで検索したときに、該当の場所に関連する情報を検索結果に表示する仕組みです。

ユーザーの位置情報とGoogleマイビジネスの情報を連携することで、店舗周辺で検索をしたユーザーや周辺地域について検索したユーザーに対して広告を配信できます

また、「広告カスタマイザ」機能を使えば、検索されたキーワードの地域名に対応した広告タイトルを表示することも可能です。

たとえば、「(地名) ランチ」と検索したユーザーに対しては、「(地名)周辺のランチなら〇〇」のような広告を表示できるため、集客率を高められるでしょう。

Googleのジオターゲティング広告の設定方法

Googleのジオターゲティング広告を活用する際は、配信する地域を設定し、どのような範囲で広告を配信するのかを決める必要があります。

以下、ジオターゲティング広告の設定方法を解説します。

1.画面左のタブから「ホーム画面>地域」を選択

広告の設定方法1

2.キャンペーンを選択

広告の設定方法2

ここでは、あらかじめ作成しておいたキャンペーンを選択します。広告配信の目的に応じたキャンペーンを選択してください。

3.範囲と住所を設定

広告の設定方法3

設定画面で「範囲」を選択し、中心となる店舗の住所と、任意の数値を入力して配信範囲を設定します。 このとき、単位がマイルになっている場合はkmに変更しましょう。

Googleのジオターゲティング広告の活用例

Googleのジオターゲティング広告は、ローカル検索との相性が良い施策ですが、具体的にどのような活用例があるのでしょうか。

以下、Googleのジオターゲティング広告において、おすすめの活用シーンを紹介します。

塾や予備校の集客

塾や予備校の集客では、実店舗を中心とした広告配信だけでなく、近隣の学校やその最寄り駅周辺をターゲティングすることで効率よく集客できます

さまざまなデータと照らし合わせ、実際に通っている塾生徒の住所を集計してターゲティングの参考にするのもおすすめです。

また、都心と地方では交通手段や移動距離が異なるため、実店舗の立地も含めて範囲を設定するとよいでしょう。

Google広告の機能を併用すれば、ユーザーの属性や興味関心といったセグメントが利用できるため、より多くの人にリーチすることが可能です。

飲食店への集客

「地域名×食事ジャンル」といったキーワードで検索されることの多い飲食業界は、Googleのジオターゲティング広告ととくに相性がよいといえるでしょう。

店舗周辺で検索をしているユーザーや、近隣の地域について検索しているユーザーに広告を配信することができます。

関心度の高いユーザーにチラシ広告を配信し、クーポン配布やキャンペーンなどをかけ合わせることで、店舗への効率的な集客が可能です。

また、配信の曜日や時間帯といったスケジュールを設定し、ランチタイムやカフェタイムなどに合わせて広告を表示すれば、より高い集客効果が期待できるでしょう。

住宅展示場や工務店への集客

住宅展示場や工務店は地域密着型のビジネスであるため、ジオターゲティング広告が向いています

住宅展示場や工務店の情報をGoogleビジネスプロフィールに登録することで、地域の住民へ向けて効果的に広告を配信することが可能です。

近隣地域の住民や住宅に関心のあるユーザーに対して、直接イベントや割引情報のチラシ広告を届ければ、認知拡大や訪問につながるでしょう。

地域に密着しているからこそ、その地域特有の悩みに対する解決策や、他社では対応できない点などを効果的にアピールでき、リードからの信頼を得ることが可能です。

関連記事:ジオターゲティング広告の活用事例を詳しく解説

Googleのジオターゲティング広告の注意点

Googleのジオターゲティング広告は、地域を絞って広告配信ができますが、状況によっては期待する効果が得られないケースがあります。

以下、Googleのジオターゲティング広告を運用するうえでの注意点について解説します。

検索されにくい地域では効果が薄い

Googleのジオターゲティング広告では、対象のエリアを検索したユーザーや、その地域周辺にいるユーザーに広告を配信します。

そのため、知名度が低く検索されにくい地域や、訪れる人が極端に少ない地域では広告が表示されない恐れがあります

地域密着のビジネスモデルでは活用できますが、より広く認知度を上げたいケースでは、高い効果は期待できません。

Googleのジオターゲティング広告を活用しながら、広範囲のユーザーにアプローチしたい場合は、ほかの広告施策と組み合わせるとよいでしょう。

Google広告ではできない分析方法がある

Google以外のジオターゲティング広告では可能ですが、Googleのジオターゲティング広告ではできない分析方法がある点にも注意が必要です。

たとえば、一部のジオターゲティング広告では、「過去1カ月に〇回以上訪問したユーザー数」のように、特定の店舗への訪問頻度まで指定することも可能ですが、Google広告ではこれができません。

またサービスによっては、公共交通機関の移動予測や新聞の購読、車検履歴といったデータを用いてターゲティングを行っていますが、これもGoogle広告ではできない機能です。

関連記事:ジオターゲティング広告とは?仕組みやできること、配信時の注意点を解説

メートル単位でのエリア指定はできない

Googleのジオターゲティング広告は、配信範囲を特定の場所から「半径〇km」といった形で指定しますが、GPSやIPアドレスなどを活用したジオターゲティング広告は「数m〜数十m」の単位で指定できます

また、媒体によってはGoogleのジオターゲティング広告よりも細かく範囲を設定することが可能で、半径でなく自由に範囲を指定できるサービスもあります。

そのため、より詳細なターゲティングをしたい場合は、Googleのジオターゲティング広告より、GPSやIPアドレスを活用したジオターゲティング広告が適しているかもしれません。

精度の高いジオターゲティングをしたいなら「どこどこJP」へ!

Googleのジオターゲティング広告は、Google広告の機能と併用することで、柔軟な広告配信ができるのが特徴です。

ただし、指定できる範囲が広いため、ピンポイントで精度の高いターゲティングをしたいのであればジオターゲティング広告を活用する方がよいでしょう。

「どこどこjp」は、ユーザーのIPアドレスを基に位置情報を取得しているため、Cookie規制の影響を受けずにジオターゲティング施策を実施できます。

また、Google広告との併用もおすすめしており、広告と合わせてジオターゲティングを行うことで、Webサイトでも効果的な集客が可能になります。

認知拡大や集客率アップのため、ジオターゲティング施策に興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

「初めての広告施策で不安」という方には、広告配信業務をまるごと代行する「バナージャック」サービスがおススメです。

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