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無料でも使えるおすすめアクセス解析ツール9選

目次

「アクセス解析をしてサイトを改善したいが、どのツールを使えば良いのかわからない」とお困りではありませんか?
アクセス解析ツールは、ツールによってデータの収集方法や解析できる項目などが異なるため、自社のマーケティングに適した分析を行えるツールを選ぶ必要があります。

この記事では、アクセス解析ツールの選び方や種類について解説したうえで、無料でも使えるおすすめアクセス解析ツール9選を紹介します。自社に合ったツールを探すうえでの参考にしてください。

■この記事でわかること

  • アクセス解析ツールの選び方
  • アクセス解析ツールの種類
  • 無料でも使えるアクセス解析ツール9選

 

アクセス解析ツールを選ぶ際のポイント

アクセス解析ツールとは、アクセス数やユーザーの属性、流入元、滞在時間といったWebサイトのアクセス状況や、サイト内でのユーザー行動を調査、解析できるツールです。コンバージョン(商品購入や問い合わせなど)を設定しておけば、ページごとのコンバージョン率なども計測が可能です。

アクセス解析ツールを適切に活用できれば、Webサイトの課題や改善点を把握し、成果向上につなげることができますが、そのためには自社の課題や予算に合ったツール選びが重要になります。ここでは、アクセス解析ツールを選ぶ際の3つのポイントをそれぞれ紹介します。

>>アクセス解析とは?行う方法や実施時のポイントも解説

自社の目的に合った機能が搭載されているか

アクセス解析ツールを選ぶ際には、なぜ導入するのか、目的を明確にすることが大切です。アクセス解析ツールは、ツールによって機能が異なります

シンプルにアクセス解析機能のみ搭載しているものもあれば、UI改善に特化したもの、ヒートマップ機能やABテスト機能が備わったものまで、さまざまです。導入目的と、各ツールの機能を照らし合わせ、最適なツールを選ぶようにしましょう。

コストは自社の予算にあっているか

アクセス解析ツールのプランには、無料のものと有料のものがあります。
同じツールでも無料プランと有料のもので使える機能が異なり、無料プランでは機能が基本的なものだけに制限されているケースがほとんどです。

より高度な機能や運用サポートを利用したい場合は、有料のツールやプランを選びましょう。なかには無料ツールと連携できるものもあり、より細かくアクセス解析ができます。

使いやすさやサポート体制はどうか

アクセス解析ツールを選ぶ際には、「導入時の初期設定が簡単」「管理画面が分かりやすい」といった、操作者にとっての使いやすさも重要です。いくら費用が安くても、使い方がわからなければ適切に分析できません。

また、サポート体制もツールの提供元によって異なります。電話やメール、チャットなど、複数の問い合わせ方法に対応したものもあれば、特定の問い合わせ方法しかないものもあります。トライアル可能なツールもあるので、事前に使用感を試すと失敗しにくいでしょう。

アクセス解析ツールの種類

アクセス解析ツールには、データの収集方法によって、以下の3種類のタイプに分けられます。

  • サーバーログ型
  • Webビーコン型
  • パケットキャプチャ型

以下、それぞれの特徴を解説します。

サーバーログ型

サーバーログ型では、Webサーバー上で記録したユーザーのアクセスログを基にデータを取得、分析します。ユーザーのアクセスを解析するだけでなくクローラーの動きも分析することができるため、クローラーがどの程度サイトをクロールしているかも把握が可能です。

アクセスログさえあれば過去のデータも解析できますが、リアルタイム分析はできません。また、サイトの規模によっては解析に時間がかかるケースもある点に注意が必要です。

Webビーコン型

Webビーコン型は、WebサイトにJavaScriptなどの解析用のタグ(ビーコン)を埋め込みデータを収集、記録するタイプで、タグ型とも呼ばれます

元々は計測したいページのHTML内にタグを設置する形でしたが、現在はGoogleタグマネージャーで管理するのが一般的です。Googleタグマネージャーの普及により管理がしやすくなりました。

パケットキャプチャ型

パケットキャプチャ型のアクセス解析ツールでは、ネットワーク上を行き交うデータパケットを監視ツールで捕捉(キャプチャ)してアクセス解析サーバーに蓄積し、解析を行います。

Javascriptなどが動作しないブラウザや端末でもアクセス解析が行えるほか、リアルタイム解析もできるため、詳細なデータが取得できるメリットがあります。ただし、専用の解析サーバーを用意する必要があるため、初期費用が高くなる傾向があります。

 

無料でも使えるアクセス解析ツール比較9選

ツール名
初期費用
月額料金
主要な機能
無料お試し
サポート体制
どこどこJP
12万円 ※無料プランあり
1.2万円~(従量課金) ※無料プランあり
・訪問したユーザーの法人情報の取得
・ChatGPTのAI分析 ・レポート作成 ・Googleアナリティクス連携 など
あり
・問い合わせフォーム
・Zoomなどのオンラインでの対応
Googleアナリティクス
無料
無料
・ユーザーの属性や流入経路の取得 ・さまざまなツールと連携可能 など
なし
・公式コミュニティ
・有人サポート(有料版のみ)
User Insight
要問い合わせ
50,000円~
・ヒートマップ機能
・AIによる課題がありそうなページの抽出 など
なし
・サポートコンテンツ
・チャット
Similar Web
無料
$125 ~ 無料プランあり
・広告クリエイティブ分析
・サイト比較機能(有料版のみ) など
あり
・問い合わせフォーム
・チャット
忍者アクセス解析
無料
無料
・ユーザーのアクセスログの取得
・リアルタイム解析 など
なし
・サポートコンテンツ
・問い合わせフォーム
FC2アクセス解析
無料
無料
・リアルタイム解析
・ソーシャル解析 など
なし
・サポートコンテンツ
・問い合わせフォーム
Ptengine
要問い合わせ
4,980円~ 無料プランあり
・ヒートマップ機能
・ABテスト など
あり
・チャット
・メールサポート ※有料版のみ
アクセス解析研究所
無料
660円~ 無料プランあり
・GPSで居場所の測定
・リアルタイム解析 など
なし
・サポートコンテンツ
・動作デモ
User Local
無料
無料
・リアルタイム解析
・端末やブラウザ分析 など
なし
なし

どこどこJP

画像引用元:どこどこJP公式サイト | IP Geolocation and IP Intelligence API

どこどこJPは、IPアドレスに紐づいた地域や組織、気象、回線情報など、100種類以上の情報をインターネット経由で利用できるAPIサービスで、アクセス解析ツールとしても利用可能です。
一般的なアクセス解析ツールで取得できるユーザー情報だけでなく、Webサイトに訪問したユーザーの法人情報(企業名・業種・従業員規模)や地域、wi-fiスポットからのアクセスであればスポット情報まで取得できます

自社のサイトにどのような企業が訪問しているかを簡単に分析・把握することができるため、ターゲットに合わせてより効果的な施策が打てるのが特徴です。
また、Google アナリティクスをはじめとするCookieの仕組みを利用したアクセス解析は、近年のCookie規制の動きの影響を受けていますが、どこどこJPはIPアドレスをもとに情報収集を行っているため、影響を受けないことが強みです。

無料トライアルのほか、毎月1000リクエストまで利用できる無料プランがあるので、予算の確保が難しいケースでも、気軽に導入できます。

初期費用
12万円 ※無料プランあり
月額費用
1.2万円~(従量課金)※無料プランあり
主要な機能
・訪問したユーザーの法人情報の取得 ・ChatGPTのAI分析
・レポート作成 ・Googleアナリティクス連携
無料お試し
あり
サポート体制
・問い合わせフォーム ・Zoomなどのオンラインでの対応

Googleアナリティクス

画像引用元:Google アナリティクス | Google for Developers

費用をかけずにアクセス解析をしたいなら、Googleアナリティクスが定番です。Googleアカウントがあれば無料で使用でき、基本的なアクセス解析であれば問題なく行えます。ただし、ヒートマップ機能や法人情報の取得機能は備わっていないため、自社にとって必要なデータがすべて得られるとは限りません。

当社の「どこどこJP」とも連携が可能です。連携することで、ユーザーの法人情報やアクセス地域など詳細なアクセス解析が可能になります。

初期費用
無料(有料版あり:Googleアナリティクス360)
月額費用
無料(有料版GA360:130万円)
主要な機能
・ユーザーの属性や流入経路の取得 ・リアルタイムレポート
・コンバージョンレポート ・さまざまなツールと連携可能
無料お試し
なし
サポート体制
・サポートコンテンツ ・公式コミュニティ ・有人サポート(有料版のみ)

>>Googleアナリティクス

>>Googleアナリティクスを活用したアクセス解析方法を徹底解説

User Insight

画像引用元:User Insight | ヒートマップ機能を搭載したアクセス解析ツール(ユーザーインサイト)

User Insightは、アクセス解析に加え、10種類のヒートマップ機能でユーザーのページ内の行動を可視化します。また、追加費用なしでEFO分析機能が使えます。ヒートマップと組み合わせることで、コンバージョンレートの改善が期待できるでしょう。

Web担当者が解析の時間がとれない場合でも、レポートがメールで毎日届くため、急激なPVやCVの増減を見逃す心配がありません。PCだけでなく、さまざまなデバイスとOSに対応しているので、モバイルファーストのマーケティング施策に役立ちます。

初期費用
要問い合わせ
月額費用
50,000円~
主要な機能
・ヒートマップ機能 ・AIによる課題がありそうなページの抽出
・コンバージョン分析 ・グルーピング分析 ・Googleアナリティクス連携
無料お試し
なし
サポート体制
・サポートコンテンツ ・チャット

>>User Insight

Smiler Web

画像引用元:競合、市場、マーケティングチャネルの分析プラットフォーム | シミラーウェブ

Similar Webでは、有料プランと無料プランが用意されており、有料版では他社サイトとの比較や類似サイト分析など、さまざまな分析が行える点が強みです。無料版は登録不要で一部の機能のみ使用可能ですが、競合サイトのデータを確認することができます。

有料プランだと人数制限なく同時にログインできるので、複数人での閲覧が可能です。7日間の無料トライアルが用意されていますが、7日を過ぎると自動的にpro版にアップグレードするので気をつけましょう。

初期費用
無料
月額費用
無料(有料プランあり:$125 ~)
主要な機能
・広告クリエイティブ分析 ・サイト比較機能(有料版のみ)
・ソーシャル流入元分析 ・サブドメイン分析(有料版のみ) ・Googleアナリティクス連携
無料お試し
7日間
サポート体制
・問い合わせフォーム ・チャット ・Samelweb Academy
・専任のアカウントマネージャー(法人向けパッケージのみ)

>>Similar Web

忍者アクセス解析

画像引用元:忍者アクセス解析

忍者アクセス解析は、シンプルな機能と操作性が特徴です。100ページまでの小規模サイトや、アクセス解析に初めて取り組む企業でも使いやすいツールです。基本的に無料で使えますが、広告表示をなくしたい場合は、有料版を利用する必要があります。

リアルタイム解析ができるものの、アクセスログの保存期間が4か月と短いため、長期的なデータ比較が目的の場合には向いていません。他の解析ツールをメインで使用しつつ、サポート的に取り入れる使い方もおすすめです。

初期費用
無料(広告なしプラン:1,260円)
月額費用
無料(広告なしプラン:3,790円 / 年)
主要な機能
・ユーザーのアクセスログの取得 ・ユーザーの閲覧環境の確認
・サイト内の流入元ページと遷移先ページがわかる ・リアルタイム解析
無料お試し
なし
サポート体制
・サポートコンテンツ ・問い合わせフォーム

>>忍者アクセス解析

FC2アクセス解析

画像引用元:FC2アクセス解析 – 無料アクセス解析レンタル/SEO対策

FC2アクセス解析は、完全無料で利用できるアクセス解析ツールです。無料ながらリアルタイム解析、クリック解析、ソーシャル解析の3つの解析が可能です。管理画面は非常にシンプルで、難しい操作もないので、誰でも簡単にアクセス解析が実施できます。

ただし、アクセス解析のデータは4か月しか保存されないので、必要であればダウンロードしておきましょう。また、FC2の広告をサイト内に張る必要があるので注意が必要です。広告は8秒で消える小さなアイコンですが、デザイン性を重視するサイトではネックになるでしょう。

初期費用
無料
月額費用
無料
主要な機能
・リアルタイム解析 ・IPアドレスの設定で自分のアクセスが除外可能
・ソーシャル解析 ・120ページまで解析可能
無料お試し
なし
サポート体制

・サポートコンテンツ ・問い合わせフォーム ・操作マニュアル

>>FC2アクセス解析

Ptengine

画像引用元:Ptengineウェブ運営All-in-Oneプラットフォーム | ウェブの改善や改善業務はこれひとつで完結

Ptengineは、アクセス解析機能とヒートマップ機能の2つの機能が搭載されている解析ツールで、ワンクリックでユーザーをセグメントできるため、高度なユーザー分析が可能です。高機能とシンプルさを両立した画面は使いやすさに定評があり、過去にはグッドデザイン賞を受賞しています。

また、ABテストをはじめとしたさまざまなテストが、ノーコードで簡単に行えるのも特徴です。これらのテスト結果は、一目でわかるレポートにまとめられるので、初心者でも効果的に施策の改善が行えます。

初期費用
要問い合わせ
月額費用
無料(有料プランあり:4,980円~)
主要な機能
・ヒートマップ機能 ・ABテスト ・ノーコードでイベント計測 ・ユーザーセグメント
無料お試し
14日間
サポート体制
・チャット(有料版のみ) ・メールサポート(有料版のみ)
・専任カスタマーサクセスマネジャー(Premium限定)

>>Ptengine

アクセス解析研究所

画像引用元:アクセス解析研究所・最強の解析能力を無料で

アクセス解析研究所は、初心者でも使いやすいシンプルなUIで、「相互リンク」や「ブラウザ、OSの種類」「クリック解析」など、解析できるデータが多いのが特徴です。GPS座標の解析でユーザーのいる地域を知ることが可能なほか、ISPでユーザーの所属組織や企業を予測することも可能です。

基本的には無料で使用でき、サイト上に広告が出ないので、サイトのデザインを邪魔する心配もありません。解析結果画面には広告が表示されますが、有料プランで消すことが可能です。

初期費用
無料
月額費用
無料(有料プランあり:660円~)
主要な機能
・GPSで居場所の測定 ・リアルタイム解析 ・クリック解析
・相互リンク分析 ・日本語ドメインの解析 ・デバイスのOS解析
無料お試し
なし
サポート体制
・サポートコンテンツ ・動作デモ

>>アクセス解析研究所

User Local

画像引用:ユーザーローカル無料アクセス解析

User Localは、モバイル端末に特化したアクセス解析ツールで、スマホのバージョンや機種まで調べられるのが特徴です。完全無料のため、機能は多くありませんが、基本的なアクセス解析であれば問題なく行えます。他の解析ツールや、ヒートマップツールと組み合わせて使用すると解析効果を高められます。

よりハイレベルなアクセス解析をしたい場合は、同社のUser Insightを使用するのもおすすめです。User Insightには無料トライアルがないので、User Insightのお試し版としてUser Localを使ってみるのもよいでしょう。

初期費用
無料
月額費用
無料
主要な機能
・リアルタイム解析 ・端末やブラウザ分析 ・都道府県別分析
・サンプリングなしのデータ計測 ・基本的なアクセス解析 ・訪問企業の分析
無料お試し
なし
サポート体制
なし

>>User Local

Webサイトのアクセス解析なら「どこどこJP」がおすすめ!

アクセス解析ツールは、サイトに訪れたユーザーの行動や属性のほか、さまざまなデータを収集、分析するツールです。ツールによって、データの収集方法や解析できるデータの種類が異なるため、自社の目的を達成できるかどうか、予算に合っているか、使いやすいかといった点を基準に選ぶとよいでしょう。

どこどこJPは、一般的なアクセスデータだけでなく、Webサイトに訪問したユーザー法人情報(企業名、業種、従業員規模)まで取得できるのが強みです。自社のサイトにどのような企業が訪問したのかを簡単に分析、把握することができるため、ターゲットに合わせてより効果的な施策が打てるでしょう。

どこどこJPでは、14日間のトライアルのほか、無料プランもご用意しております!ぜひお気軽にお問い合わせください。

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