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気象データの仕組みと活用方法
アクセスしているユーザーの環境に合わせた広告を出したい。
そんな時に役立つ技術が、どこどこJPの「気象データ」です。これらを活用すると、アクセスしているユーザがいる場所の天気や気温、紫外線の強さなどが分かります。
どこどこJPに搭載されている気象データは以下のようなものがあります。
- 天気
- 気温
- 湿度
- 紫外線強度
- 降水量など
このページでは、ユーザのIPアドレスから気象情報を判定する仕組みや、取得できるデータの種類についてご紹介します。
IPアドレスから気象情報を判定できる仕組み
Geolocation Technologyは、IPアドレスから位置情報を判定するという技術を保有しています。気象情報の判定は、この位置情報の判定技術の応用です。
IPアドレスから位置情報を市区町村単位で判定した後、あらかじめ用意した市区町村単位の気象情報データベースから、対応する地域の気象情報を取得しています。これにより、GPSなどの機器を持たないパソコン経由のアクセスであっても、ユーザの置かれた気象条件を知ることが可能です。
天気は移り変わるもの。そのため、気象情報データベースは定期的なアップデートが重要です。アップデートの間隔は項目によって異なりますが、最も頻度の高いデータでは1日に24回の更新を行っています。
図:IPアドレスから気象情報を判定する仕組み
どこどこJPで判定できる気象データとは?
どこどこJPでは以下のデータを取得できます。
- 天気
- 気温
- 湿度
- 降水量
- 降水確率
- 風向き
- 紫外線
また、気象データの関連情報として「データの更新日時」の判定もできます。
気象情報は、「晴れ」や「10℃」といった日本語での表記の他、テロップ番号(天気と番号を対応させたもの)やコードで取得も可能です。取得できる項目の一覧は、「気象データオプション」をご覧ください。
どこどこJPで判定できる気象データは、気象情報がどのような情報に基づいているのかという切り口から、「予報データ」と「現況データ」に区別されます。
予報データは、以下のデータに基づいて予測されます。
- 天気予報
- 最高(最低)気温予報
- 紫外線強度予報
天気予報であれば、明後日までの予報データが取得可能です。「天気予報を確認して週末の予定を立てる」など、天気予報はユーザの行動を左右します。観光・レジャー産業などでの活用が見込まれるでしょう。
これに対して、「現況データ」は「今、どのような気象条件下にあるのか」を、アメダスや気象衛星などから得られた情報をもとに推定したデータです。予報データよりも更新頻度が高く、よりリアルな情報であると言えるでしょう。リアルタイム性が求められる現況データは、1時間に1度、1日24回の更新が行われます。
図:どこどこJPで利用できる主要な気象データの種類と利用可能な範囲
気象情報のご利用方法
Geolocation Technologyの気象データは、以下2通りの方法でご利用いただけます。
- どこどこJPの追加オプションである「気象データオプション」のご利用
- 「どこどこad」のターゲティングメニュー
「雨が降っている時だけ、オンラインショップに雨の日セールのバナーを出す」など、自社Webサイト上に気象データを活用した仕掛けをしたい場合は、どこどこJPの気象データオプションをご利用ください。EC-CUBEをお使いであれば、「お天気プラグイン」をご利用いただくことで、より手軽に気象データをご活用いただけます。また、「気温によって売れ筋商品に差があるのか」など、気象データを絡めた分析を行いたい場合には、どこどこJPで取得した気象データをアクセス解析ツールと連携させる方法があります。
一方、「紫外線が強い時だけ、日焼け止めの広告を表示したい」など、気象条件を広告配信に活用したい場合は、どこどこadによる気象データを使ったターゲティングがおすすめです。
- 天気
- 気温
- 湿度
- 紫外線
これら、4つのデータをターゲティングにご利用いただけます。
まとめ
- どこどこJPの「気象データ」を活用すればアクセスしているユーザーの気象条件に合わせた広告配信が可能。
- 利用できるデータには「予報データ」と「現況データ」の2つがある。
- 自社Webサイト上に気象データを活用した仕掛けをしたい場合は、どこどこJPの気象データオプションを利用
- 気象条件を広告配信に活用したい場合は、どこどこadによる気象データを使ったターゲティングがおすすめ