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「IPアドレスの使用地域特定システム」とは

「IPアドレスの使用地域特定システム」とは、IPアドレスが使用されている地域がわからない場合のアプローチ方法です。インターネット上の経路情報を元に、地域を特定していくことができる技術です。
地域が特定できないIPアドレスがあると、経路として途中を経由するルータの数を元に適用する地域の範囲を調整します。さらに、経路情報が地域特定できている他のIPアドレスの経路情報と同じような経路を辿っていた場合、2つのIPアドレスは近くで利用されていると推定し、地域特定を行います。

インターネット上での通信イメージ。

三島から横浜へのアクセスを地図上にマッピングしてみると、地方主要都市を経由した通信が多いことがわかります。

サーバから経路を確認する場合も同じイメージです。

他のIPアドレスで最後まで経路がわからない場合、直前のルータの IPアドレス2の情報を見ると名古屋。
ということは中部地方内で利用されていると推測できます。

 

当社は「IPアドレスの使用地域特定システム」について、国内だけでなく米国内でも特許を取得しております。
詳細は下記の通りです。

■日本
特許番号:第6902765号
特許登録日:令和3年年6月24日
発明の名称:IPアドレスの使用地域特定システム
特許権者:株式会社Geolocation Technology

■米国
米国特許番号:第11310197号(U.S. patent 11,310,197)
米国特許登録日:2022年4月19日
発明の名称:IP ADDRESS USE AREA IDENTIFYING SYSTEM
特許権者:Geolocation Technology, Inc.

当社は今後も独自の技術とノウハウを開発し、地域社会にとって価値のある新しいインターネットサービスを提供するべく、事業拡大と企業価値の向上に努めてまいります。

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